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【施工管理】図面が「見える」と現場が変わる!いまさら聞けない「BIM/CIM」とは?

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【施工管理】図面が見えると現場が変わる!いまさら聞けないBIM/CIMとは?

【施工管理】図面が見えると現場が変わる!いまさら聞けないBIM/CIMとは?

2026/08/10

建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)において、最も頻繁に耳にする言葉の一つが「BIM/CIM(ビム・シム)」です。国土交通省が直轄工事での原則適用を進めているこの技術。なぜこれほどまでに注目されているのか、その基本とメリットを解説します。

BIM/CIMは「3Dモデル+データ」のセット

国土交通省の定義を分かりやすく読み解くと、BIM/CIMとは単なる立体的な図面ではありません。

最大の特徴は、3Dの形状データに「属性情報」が紐付いていることです。

  • 形状: 柱や壁の大きさ・形
  • 属性: 材質、強度、品番、コスト、施工時期

これまでは平面の図面(2D)を読み込み、頭の中で立体をイメージしていましたが、BIM/CIMなら誰でも直感的に完成形を把握でき、さらにその中身のデータまで即座に確認できます。

現場が変わる!3つの大きなメリット

公的資料やガイドラインでは、BIM/CIMの導入によって以下の効果が期待されています。

「手戻り」の劇的な削減(干渉チェック)

1.

2次元の図面では見落としがちな柱と配管のぶつかりや鉄筋の過密などを、着工前にコンピュータ上でシミュレーションできます。現場で発覚して工事を止めるリスクを最小限に抑えられます。

数量算出の自動化と効率化

2.

モデルからコンクリートの体積や資材の数を自動で集計できるため、膨大な時間を要していた積算業務のスピードと精度が飛躍的に向上します。

関係者間の合意形成がスムーズに

3.

施主への説明や住民説明会において、3DモデルやVRを活用することで、専門知識がなくても完成イメージを共有できます。「思っていたのと違う」というトラブルの防止に役立ちます。

普及が推進される背景

現在、国土交通省は小規模な工事を除く全ての直轄業務・工事において、BIM/CIMの活用を原則義務化しています。

これは、深刻な人手不足の中で「経験や勘」に頼る管理から脱却し、「データに基づいた効率的な管理」へ業界全体をシフトさせるという強い意志の表れです。

【Point】BIMとCIMの違いは?

  • BIM(Building Information Modeling):主に「ビルやマンション」などの建築分野
    • CIM(Construction Information Modeling, Management):主に「橋や道路、ダム」などの土木分野

日本ではこれらを一括して「BIM/CIM」と呼称し、官民一体となって普及を進めています。

まとめ

BIM/CIMは、決して一部の高度な技術者のためのものではありません。現場のミスを減らし、事務作業を効率化し、誰もが働きやすい環境を作るための「共通言語」です。まずは「3Dで情報共有をする」という小さな一歩から、DXを始めてみてはいかがでしょうか。

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